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おまとめローンはお得?

複数社からの借金総額を特定の金融機関から借りてまとめて返済し、以後、その特定金融機関に返済することをおまとめローンと言います。

管理もしやすく、金利も低ければ便利でお得な借り換えですが、安易に利用することでかえって負担増になることもあるので注意が必要です。

注意点1 ほんとに金利が低い?

おまとめローンの言葉の通り、この商品は多重債務者向けです。複数社から借入している人がターゲットです。

金融機関から見れば、リスクが高いと言えます。リスクが高いということは金利が高くなる傾向にあると言えます。

例えば、6社から借りているとして、全部の借入に対しておまとめローンの金利の方が低いですか? おまとめローンの方が高いのは6社のうち1社だけだから・・と思っておられる方、その1社からの借入額はいくらですか? 多くないですか?

特に、銀行系からの借入を消費者金融系のおまとめローンに借り換えする場合は、金利が高くなりがちなので、しっかり確認してください。

注意点2 利息に利息がつく・・

滞納なく返済していれば問題ありませんが、滞納している場合、利息が払われていないことになります。

この状態でおまとめローンをすると、利息も含めて借入することになります。例えば、A社からの借入が50万円、利息として3万円滞納している場合、これをP社のおまとめローンにすると、P社から利息分を含めて53万円をA社返済分として借り入れることになります。

A社には元金50万円に対する利息を支払っていたのが、おまとめローンにすることで、P社には元金53万円に対して利息を支払うことになってしまいます。

注意点3 担保・保証人

おまとめローンの中には、担保や保証人を求めるものもあります。

持ち家を担保にいれたり、頼みこんで親族に保証人になってもらったりすることで、のちのちトラブルが大きくなる原因になってしまいます。

順調に返済できれば何の問題もありませんが、滞納が続き返済できなくなり債務整理が必要になった場合に困ったことになります。

持ち家が担保に入っていれば、債務整理手続をすれば、家は差押え、競売処分になります。保証人がいれば、即、保証人は一括返済を求められます。

家が担保に入ってなければ、任意整理や個人再生による債務整理手続きを行うことで、家を処分せずに済むかもしれません。※不動産担保ローンを家に設定すると、個人再生手続きで家を残したまま債務整理するための住宅資金特別条項が利用できなくなります。

保証人がいなければ、自分自身の問題で済み、迷惑をかけずに済みます。

担保や保証人を求められるおまとめローンを利用する場合は、以上のリスクを検討して下さい。

注意点4 返済総額がかえって増える?

おまとめローンをする際、返済計画を立てます。

もともと返済がきつくおまとめローンにする方が多いので、できるだけ月々の返済額を抑えようとされるかもしれません。

返済を楽にするために返済額を少なくすると、その分返済期間が延び、長期間利息を払い続けることにより返済総額が借り換え前より大きくなることもあります。

注意点5 新たな借入ができない

おまとめとローンは返済専用のための借り換えです。

通常、このローンでは借入をすることはできません。消費者ローンでは返済と新たな借入を繰り返すことができますが、おまとめローンはできません。

急にお金が必要になったとき、別の消費者金融で借りることになるので、結局、多重になってしまうことがあるので注意が必要です。